爆上がりした古着5選 上京編

2019年の春、就職のタイミングで名古屋から上京しました。東京、本当に楽しいことがたくさんあるんだけど、自分にとってかなり上位の幸せ要素として、古着屋がまじで多いことが挙げられます。名古屋の2億倍くらいあるんじゃないかな。

そういうわけで、この10ヶ月は様々な胸躍る古着体験がありました。その中から5着、特に心を揺り動かされた古着を記録しようと思います。

Arrow の半袖白シャツ

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Arrow の半袖白シャツ

生産:アメリ
年代:1950年代後半

異常に着心地が良い。年代はタグと襟の形による推定ですが、70年前の服とは思えないほど状態が綺麗です。タックインしてもしなくてもシルエットが良く、この夏は仕事着としても私服としても大変お世話になりました。下北沢のBIG TIMEで購入。

 

Levi's のデニム

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Levi's のデニム

生産:アメリ
年代:1984

オレンジタブの517、デッドストックです。リジットの状態で購入しました。ブーツカット、フレアがほんのり効いていて、シルエットがとても綺麗です。初めて水を通したとき、1時間程度お湯につけたら、お湯が濃い藍色になるほど染料が出てきてびっくりしました。リジッドでデニムを買うのは初めてなので、この先の色落ちを楽しみにしています。高円寺のSAFARIで購入。


Buberry's のステンカラーコート

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Buberry's のステンカラーコート

生産:イギリス
年代:1996年

荻窪ブックオフで購入しました。いっとき狂ったようにブックオフに通っていた時期があり、その際の賜物です。コットン100%で、生地に繊細な産毛のような光沢があります。フォーマルな格好に合わせればすました表情に、ラフな格好に合わせればクローゼットに眠っていた親父の古着みたいな表情になり、面白い。昔の持ち主と思われる「中山」という刺繍(自分は中山さんではない)がされていて、それもちょっと面白いところです。


C. P. Company のリバーシブルジャケット

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C. P. Company のリバーシブルジャケット

生産:イタリア
年代:不明

スナップボタンやジッパーの硬質さ、ボックス型のシルエットから、裏表ともに武骨なワーク感のあるジャケットです。シックな服+ドリズラー、G9などの組み合わせにかなりぐっとくるので、その系譜です。同ブランドはガーメントダイ(製品染め)を発明したことでも有名。古着屋にはたまに熱狂的なファンの店員さんがいます。代々木上原のdojoeで購入。

 

COMME des GARÇONS HOMME のニット

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COMME des GARÇONS HOMME のニット

生産:日本
年代:1980年代中頃

アルパカ100%のニットで、長い毛足が奇跡のようによく残っています。手触りがかなり良い。ほどよい首元、きゅっとしまったリブで、品のあるシルエットになります。まじで仕事行きたくねえなって朝にYシャツの上からこれをがばっとかぶると、まあやってやるかという気持ちになります。高円寺のzuccaroで購入。

 

 

改めて振り返ると、就職による服装への影響もけっこうあったなと思います。いろいろな年齢層、考え方の人と接する機会がある中で、場に適した服装とは...?みたいなことを考える時間も多くありました。
マナーや慣習、発する側と受ける側双方のアップデートが無いと前に進んでいかないのが難しいところです。

来年度は小さいタトゥー入れたいな。

以上、爆上がりした古着5選でした。