最近読んだ本 名作編

社会人になって、本を新品で買うようになりました。学生のころはほとんどブックオフの100円コーナーで古本を選んでいたのですが、特に今年度に入ってからは、新型コロナによる外出自粛の影響や、そもそも読む冊数が減ったこともあって、本を買うにも楽天amazonをよく利用するようになりました。便利ですね。

ちなみに学生のころ利用していたのは川名のブックオフです。100円コーナーも充実していておすすめです。名古屋の方は一度行ってみてください。

そういう経緯で100円コーナーの縛りがなくなったので、読みたい本を自由に選べるようになりました。そういう本のチョイスになっています。一冊ずつイラストと、ちょっとした感想を書きます。

そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティー

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そして誰もいなくなった

ミステリーの名作として有名な小説です。オマージュ作品としては、「十角館の殺人/綾辻行人」を読んだことがあります。他にもいろいろオマージュされているんだろうな。

とても面白く読めました。初めに登場人物が一度に出てきて、こんなん覚えられねーよと思うのに、読んでいくうちにいつの間にか覚えられてしまうのが気持ちいいです。ハラハラします。一気に読んでしまった。

一九八四年/ジョージ・オーウェル

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一九八四年

SF小説です。1949年に発表されたそうですが、想像力の大きさに度肝を抜かれます。けっこう内容が複雑なうえに長いので読むのには時間がかかりましたが、「二重思考」の概念に触れられただけでも読んだ価値がありました。しかし難しい…。

存在の耐えられない軽さ/ミラン・クンデラ

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存在の耐えられない軽さ

恋愛小説の名作として有名だそうです。自分の中では恋愛小説といえば江國香織だったので、なんとなくそういう雰囲気を想像して読み始めたのですが、全然違いました。ほとんど哲学書です。舞台背景が1950年代、60年代のチェコスロバキアで、なじみが無い要素が多く出てきます。

いいタイトルですね。

十五少年漂流記/ヴェルヌ

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十五少年漂流記

冒険小説です。これは荻窪ブックオフで100円で買いました。小学校か中学校ぶりに読みました。やはり面白かった。「存在の耐えられない軽さ」の30倍くらいのスピードで読めます。

出版されたのは1888年だそうです。黒人の少年モーコーに、当然のように島での選挙権が与えられない描写が時代を感じます。昔読んだときは何も思わなかったのかな。

【番外編】あしたのジョー/高森朝雄ちばてつや

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あしたのジョー

漫画あしたのジョーをメルカリで全巻買い、この土日で読み切りました。読んだのは初めてです。

きっかけはツイッターでした。何かの投稿で有名なラストシーンの画像が流れてきて、改めて眺めたらめちゃくちゃ絵が上手かったので、どうしても読んでみたくなってその日のうちに買いました。

面白かった。特に中盤以降、矢吹丈の目つきの華がすごかった。読んでみてよかったです。ジョー…。

 

次はまた古着の話か、レコードの話とか映画の話も書いてみたいな。

以上です。